ジュン・タナカ

ロンドン・フィッツロヴィア地区シャーロット・ストリートにある「The Ninth」のオーナーシェフ、ジュン・タナカは、ミシュランの星を獲得した名高い料理人です。2015年にオープンしたこのレストランは、気取らない街の一角でありながら、地中海料理を季節の食材で仕立てる独自のファインダイニングとして構想されました。

「メゾン・ランソンの掲げるオープンさ、創造性、透明性、そして信頼という価値観は、私たちに深く響きます。2015年の『The Ninth』開店以来、私たちは常にチームを最優先に考え、仲間が評価され、充実し、インスピレーションを得られる企業文化を築くことに努めてきました。」

メゾン・ランソンとのパートナーシップは、シェフが持つ伝統的な料理観と、シャンパーニュのテロワールがもたらす永続性との対話を生み出しています。

「ジュン・タナカの料理は、品質、味わい、そして現代性を兼ね備えた洗練されたフランス料理です。最高の食材を選び、レシピを磨き上げ、味わいの瞬間に感動を生み出す――私たちランソンの創造的な姿勢と大いに共鳴しています。すべては喜びを分かち合うためなのです。」

エルヴェ・ダンタン、シェフ・ド・カーヴ（醸造最高責任者）

英国で輝くフランス料理

ジュン・タナカは1990年、ルー兄弟の「ル・ガヴロッシュ」で修業を開始しました。その後「シェ・ニコ」を経て、「ザ・キャピタル」でフィリップ・ブリテンの下、シェフ・ド・パルティとして研鑽を積みます。さらにジョエル・アントゥネスの「サヴール」や、マルコ・ピエール・ホワイト率いる「ジ・オークルーム」でスーシェフを務めました。その後は「ザ・スクエア」のフィリップ・ハワードや、エリック・シャヴォのチームにも加わり、経験を重ねています。

その後、フランス料理を専門とする美食レストラン「パール・レストラン＆バー」の総料理長を務める一方、2009年には「ノッティングヒル・ブラッスリー」のマーク・ジャンケルと共に「ストリート・キッチン」を立ち上げました。これは、100％英国産の食材だけを使ったグルメランチをロンドン各地に届けるフードトラックです。